果樹園日誌

さくらんぼ狩りが予定人数に達したため、一旦受付を終了します。
すでにご予約されている方は入れますのでご安心ください。
さくらんぼの状況によって、追加受付ができるようになった場合にはホームページ上でご連絡いたします。

このところの晴天でさくらんぼの生育が進んできましたので、さくらんぼ狩りの開園日を１日前倒して６／２（土）から開園いたします。
今年は大粒のさくらんぼ狩りがお楽しみいただけそうです
ご案内・ご予約はこちらからどうぞ さくらんぼ狩りのページ
お待ちしております

もうすぐさくらんぼ狩りが始まります。
このところ天気も良くて生育が進んできました。
これは一番早い豊錦。もうだいぶ赤くなって食べ頃になってきています。

こちらは高砂。
赤みが増してきましたが、食べ頃にはもうちょっとですね！

こんなさくらんぼもあります。
中まで赤くて熟すともっと黒くなります。

さくらんぼは初夏の太陽の光をいっぱい浴びて、これからどんどん美味しくなっていきます
さくらんぼ狩りのご予約お待ちしております。
（お得な情報もありますのでチェックしてね！）

さくらんぼの作柄がわかってきました。
が、残念ながら今年はあまり良くないようです

早生の豊錦はだいぶ赤くなってきました。この品種の作柄は平年並みでいい感じです。
下の写真は佐藤錦。　木によっても違いますが、大きくなる前に落ちてしまった実が多く不作気味の傾向です。
昨年はかなりの豊作で実が成りすぎでしたが、その昨年に比べると平均して半分くらいの出来でしょうか．．．
高砂も同じような感じです。

不作の原因は明確にはわかりませんが、
昨年豊作だったため木が疲れていることや、開花期後半に高温の日があって雌しべの受粉能力が低下したことなどが考えられます。
余談ですが、果樹は１年おきに実をつける、ということを聞いたことがあるでしょうか？
実をたくさん付けた豊作の年は、実に養分を取られ木にとって大きな負担になるため木が疲れてしまいます。
逆に不作の年は実に使う栄養分が減るために木は元気です。
そのため、豊作の翌年は不作に、不作の翌年は豊作になる、ということです。（ちなみに、不作の年のことを「ちがい」と言ったりします。）
「ちがい」を防ぐために、豊作の年でも実を残さず早めに取ってあげたり、肥料で加減したり、翌年の人工授粉をしっかりしたり、いろいろと対策するのですが、なかなか思い通りにはいきません。
しかし、実が少な目の年は一粒一粒が大きくなってより美味くなります。
さくらんぼ狩りも早めに受付終了となってしまうかもしれませんので、ご計画されている方はお早めにご予約していただいた方が宜しいかと思います。

先日人工授粉を終えたばかりですが、順調に実を付けたさくらんぼがだんだん大きくなってきました。
さくらんぼは開花から収穫まで２ヶ月程度、とっても早いんです！
写真は豊錦ですが、高砂と紅秀峰も早く実をつけた枝はこんな感じです。佐藤錦は未だ花が散ったばかりです。

こちらは紅秀峰の双子ちゃん 　小さいながらもしっかり双子です。

今日でさくらんぼの人工授粉を終了しました
今年は霜の害も見られず受粉期間の天候にも恵まれていたので豊作になると良いのですが．．．未だどうなるかはわかりません。
写真は今日の紅秀峰の花です。
花びらが落ちて、中には小さなさくらんぼの赤ちゃんが見えてきました！

さくらんぼの人工授粉もそろそろ終わりに近づいていますが、来年のために花粉を採取して保存しておかなくてはなりません。
写真はナポレオンの花を摘み取ったものです。

開花直前の蕾から開花直後の花を取り、花から花粉だけを分離していきます。花粉は下の写真のように黒い紙の上に広げて、開葯器にいれて開葯させます。（黄色く見えるのが花粉です。）

開葯した花粉を低温乾燥状態で保存しておくと、来年の受粉に使うことができるのです。

さくらんぼ園の中に受粉用ミツバチの巣箱を設置しました。
昨日の雨も上がり今日の日中は暖かかったのでミツバチも元気に動き回っていました。
明日からは人工授粉も始める予定です！

一番早い高砂の花が今日咲き始めました。
去年より２日遅い開花始めです。
今のところ霜害による影響も見られないようなので豊作が期待できるかな？
これからの気候や受粉作業にかかってきますので、花粉症持ちには厳しい（）仕事ですが、気合を入れて受粉作業を頑張ります。

今日はとても暖かな日でした。
この暖かさで遅れていた開花も進み、桃の花も風船状に膨らんできました。
明日には開花する花が出てくるでしょう！

次の写真は今日のさくらんぼの花です。
花芽が割れて中から先が白くなった蕾が出てきました。
さくらんぼは通常一つの花芽から３～５個程度の花が出てきます。
数日のうちには開花が始まりそうです。