さくらんぼの生育

1月〜3月上旬
さくらんぼ1月 さくらんぼ芽1月
葉は全て落ちて冬の休眠期に入っています。
さくらんぼは気温7℃以下の状態に1600時間程度遭遇しないと正常に生育しないため、冬の寒さは重要な気候条件となります。
整枝・剪定はこの時期に行います。

3月末〜4月中旬
さくらんぼ芽吹き さくらんぼ花 さくらんぼと蜜蜂芽が膨らみ始めて開花期を迎えます。
多くのさくらんぼは別の品種の花粉をつけてあげないと結実しないため、蜜蜂や人工での受粉作業が必要になります。さくらんぼの実をたくさん成らせるために最も重要な時期で、降霜対策も含めて蕾〜開花期の気候は結実に大きく影響してきます。

4月下旬〜5月中旬
さくらんぼ1 さくらんぼ2 さくらんぼ3
しっかり受粉できた実は頭をもたげて大きくなってきます。1ヶ月ほどで緑から黄色・赤色と色付き、収穫期に近づいてきます。
この時期から降雨時にはビニールで覆い、実が割れるのを防ぎます。

5月下旬〜6月下旬
さくらんぼ4 さくらんぼ5 さくらんぼ6
さくらんぼ7 さくらんぼ8 さくらんぼ9
いよいよ待ちに待った収穫期になります。
主な品種では、豊錦・高砂・佐藤錦・紅秀峰の順に食べ頃をを迎えます。
品種の違いだけではなく、同じ品種でも木によって味が変わってきますので、さくらんぼ狩りではいろいろな木の実を食べてみるのがお勧めです。
1本の木の中では、より赤いもの・良く日のあたる高いところの実の方が美味しいと思います。

7月〜11月
さくらんぼ収穫後1 さくらんぼ収穫後2 苗木植付け
収穫が終わり、さくらんぼの木は樹内に栄養を蓄える時期になります。
実をたくさんつけて疲れた木を回復させるため、収穫直後の7月には礼肥(即効性の肥料)を与えます。
また、9月〜10月には来年の実を育てるのに必要な養分を蓄えてもらうために必要な肥料や堆肥を散布します。
苗木の植付けや移植は11月〜12月初旬頃に行います。

12月
さくらんぼ紅葉1 さくらんぼ紅葉2
落葉果樹のさくらんぼは、この時期になると黄色く紅葉して葉を落とします。
畑の中に入ると木も地面も一面に黄色くなっていて、とてもきれいです。


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