垣根栽培とは
枝を左右横方向に広げて誘引し、水平に伸びた枝にさくらんぼの実を結実させる栽培方法です。
枝と枝の間隔は50cm程度で、高さ4mくらいの樹高にすれば8段程度の棚になります。
樹形が平面的になるので人工授粉や収穫など多くの作業がやり易くなる他、日当たりが良くなるため果実の品質も良いものができるといわれています。
写真は定植4年目の木で、5段くらいの棚ができています。
横方向に伸びた枝にはさくらんぼの実が結実するようになってきました。
未だ側枝も短いですが、これから毎年横に上にと枝が伸びで、収穫量も増えていく予定です。
垣根栽培の記録
新梢の六芽摘芯
側枝から出てきた新梢を5月下旬頃に根元から6芽で摘芯(6芽より先を切る)します。
これにより、残った六芽のうち4〜5芽が花芽になる可能性が高くなり、来年には着果が期待できるようになります。
日当たりを良くするとともに、花芽を作るための重要な作業です。
2014年5月
定植4年目になりました。
4段くらいの棚ができつつあります。
さくらんぼの実もだいぶ着くようになってきました。
2012年5月
定植2年目の春を迎え、新鞘が伸び始めました。
2011年12月
土壌を柔らかく肥沃にするため、穴を掘って堆肥等を投入し埋め戻します。
2011年12月
1年で2段〜3段の棚の形ができました。
2011年5月
苗木から葉が出て、枝も伸び始めました。
2011年2〜3月
ハウスの骨組みを施工しました。
2010年12月
植え穴に苗木を植えつけて灌水しました。
2010年12月
ハウスの寸法と植え位置を決めて、植え付け用の穴を掘りました。
2010年12月
畑をきれいに耕しました。